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おまけに会社のインターン研修も延期になり、
わたくし、完全にヒマ…えぇ完全にヒマしております。
そんな私が2008年に劇場で観た映画の中で、
確実に自分的ランキング上位5本の中に入るであろう作品、
「僕らのミライへ逆回転」について、今日は書きたいと思います。
*story*
まじめな青年マイク(モス・デフ)が働く小さな町のおんぼろレンタルビデオ店“ビー・カインド・リワインド”。時代に取り残された同店にも再開発の波が押し寄せ、いよいよ取り壊しの危機に。そんなある日、店を空ける店長(ダニー・グローヴァー)に留守を任されたマイクだったが、幼なじみのトラブルメイカー、ジェリー(ジャック・ブラック)のせいで、商品のVHSビデオが全てダメになってしまう。あわてた2人は、ビデオカメラ片手にダンボールや廃材を使って「ゴーストバスターズ」や「ラッシュアワー2」をリメイクし急場をしのぐ。オリジナルとは似ても似つかないチープな手作りビデオだったが、いつしかそれが評判を呼び、2人は町の住人たちを巻き込み「ロボコップ」や「2001年宇宙の旅」、「ドライビング Miss デイジー」といったハリウッドの名作、ヒット作を次々と勝手にリメイクし始めるのだったが…。
ちなみに写真は『キング・コング』をリメイク中。笑
去年の10月くらいに観た作品です。
『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督、
『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック主演、
共演に『銀河ヒッチハイクガイド』のモス・デフ。
なんですか!このいかにもおもしろそうなトリオ!
私の好きな監督&俳優(モス・デフは本業ラッパーやけど)…
そんなわけで張り切って劇場へ♪
とても「いい映画」でした。たくさん笑えて、最後はちょっと泣ける。
ジェリーとマイクの作った映画はちゃっちいけど、
それでもなんだか手作りの暖かさが感じられる楽しいものでした。
特に最後に街のみんなと一緒に作った自作の映画は。
たくさんの人の手で作られた映画は、多くの人を笑顔にし、
人と人をつなぐものになるのですね。
リメイク作品に使われる小道具なんかも、
ゴンドリー監督の前作『恋愛睡眠のすすめ』に出てきたものと
よく似た手作り感溢れるものが多数。
その手作りっぽい小道具からもなんだか映画への愛情を感じました。
あと、この映画の中で、気になるシーンがいくつかありました。
例えば、『ドライビングMissデイジー』をリメイクして、と常連客にマイク(モス・デフ)が頼まれるシーン。
『ドライビングMissデイジー』は、黒人運転手と白人の老女の交流を
60年代のアメリカを舞台に描いた作品です。
この黒人運転手をモーガン・フリーマンが演じています。
彼は差別を受けた辛い過去を持つのですが、
それを表に出さず、陽気に振舞います。
白人に対してへつらうようなシーンも多数あるせいか、
黒人のマイクはそのリクエストに対してこう答えます。
「僕らはその役をやりたくないんだ。」
私は学校の研究で黒人差別について学び、黒人映画について
論文書いてる頃だったので、このシーンは気になりました。
それに私は卒論に『ドライビングMissデイジー』のこと書いてたし。
この作品はアカデミー賞も多数獲得している名作ですが、
一般的に黒人の方々がどのようにこの作品を見てるのか、
よくわかるシーンでした。
ちなみにマイクの言う「僕ら」とは黒人の人々のことでしょうね。
他にも人種問題を意識させるような作品シーンあったけど、
このへんにしときます。
監督がそんな社会的なメッセージ込めてるとは思えないし。
とにかく…
やっぱ映画っていいもんやなぁ~と思って大満足で劇場を出ました。
映画への愛、人の手の暖かさを感じられるいい映画でした。
ジャック・ブラックやっぱ最高キモイ。でも最高笑える!
3月にDVD出ますので是非観てみてください。おすすめ!
ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー主演。
*story*
ニューヨーク。ホリー(ヒラリー・スワンク)は陽気で情熱的なアイルランド人の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)とつましくも幸せに暮らしていた。だがある日突然、ジェリーは脳腫瘍でこの世を去ってしまう。それから3週間、ホリーは悲しみのあまり電話にも出ず、引きこもり状態に。そんな彼女が30歳を迎えた日、家族や親友たちが誕生日のお祝いに駆けつける中、バースデイケーキとテープレコーダーが入った贈り物が届く。何とその差出人は、今は亡きジェリーだった。そしてテープには、明日から様々な形で届く手紙それぞれの内容に従って行動してほしい、とのメッセージが。思わぬプレゼントに喜びと驚きが交錯するものの、翌日から届いた手紙の指示に従って行動し始めるホリー。やがて、彼女は手紙の指示通り、親友たちと共にジェリーの故郷アイルランドを訪れるのだが…。
日頃私はこの手のラブストーリーにそれほど興味が湧かないんですが、
なんせジェラルド・バトラーが出るもんだから・・・
彼が出るもんだから・・・これは観るしかないでしょう!
なーんて軽い気持ちで劇場へ。
帰りは鼻真っ赤でした。かなり泣いたので。(照)
まずねー、俳優が良かった。
ジェラルド・バトラーはかっこよかった。いやいや、ひいき目じゃなくて。
男としてかなりかっこいいジェリーの役がぴったりはまってました。
そしてヒラリー・スワンク。だってオスカー女優だもの。
演技力は折紙付きでしょう。この涙は彼女のおかげかも。
私が一番泣いたのは、もう終盤のシーンでした。
ジェリーの死から結構時間が経ち、ホリーがほぼ立ち直ってきた頃。
ある時ふと彼女は、自分が一人であることを再確認してしまいます。
彼女は友人のダニエルを間違えて「ジェリー」と呼んでしまうほど、
死んだ彼の手紙を心待ちにしてその手紙の言う通りに動いてしまうほど、
今でも彼は彼女の中で一番で、絶対なのでした。
でもジェリーはもういない。彼女はひとりきり。
その事実がある時いっぺんに彼女に降ってきてしまったのです。
その瞬間、彼女は泣きながら母の元に走り、
「ジェリーはもういない!あれだけの人はもういない」
と母に抱きついて大号泣。
あぁーなんて切ないシーンでしょうか。
なんかこの一連のシーンの「間」とかでホリーの寂しさが伝わってしまって
私も大号泣してしまいましたー。恥ずかしい…
それにしてもねー、ジェリーいい男!
やっぱジェラルド・バトラー最高。
『Dear フランキー』という映画で彼を観て以来、トリコです。ええ。
あぁー!フランキーまた観たくなってきたー。マジでオススメです。
まぁそのうちレビュー書こうかな…
PS.アイ・ラブ・ユー、なかなか素敵なラブ・ストーリーでしたよ。
もうすぐ上映終了してしまう時期ですが・・・
ジェームズ・マカヴォイ主演。
共演にアンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン。
*story*
仕事もプライベートも冴えない青年ウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)。そんな彼の前にある日、ウェスリーの亡き父は凄腕の暗殺者だったと語る謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現われる。彼女にある集団のもとへと案内されるウェスリー。彼らはギリシャ神話の時代から神に代わり、<運命の意志>を実践してきた“フラタニティ”という秘密の暗殺組織で、その一員だったウェスリーの父は敵に殺されてしまったのだという。さらに自分が暗殺者の素質を持ち組織の王位継承者でもあると知らされたウェスリーは、父の復讐を誓い、その宿命を受け入れる。こうして、暗殺者としての潜在能力を覚醒させるため、フォックスの下で尋常ならざる特訓を受けることになるウェスリーだったが…。
ジェームズ・マカヴォイが好きだったので観ました。
あ・く・ま・で・も!マカヴォイ氏が主演ですよ?
アンジーじゃなくて!彼女主演的な宣伝してたけど!
で。
映像はスタイリッシュでなかなかです。楽しめます。
ですが内容は…笑っちゃいます。薄すぎて。
なんかもう…矛盾点がいっぱい。
まず。「1を倒して1000を救う」っていうコピーがポスターとかには使われてたと思うんですが、そこがもう矛盾。
あんた殺すべき一人殺すのに何人巻き込むのさ。
なんか指令を受け取る方法とか…摩訶不思議。
つーかそれ通り越してツッコミ入れちゃう。笑っちゃう。
主人公の心理描写とか適当すぎ。ありがち。
もう笑うしかない。モーガン・フリーマン…もったいないよ!
マカヴォイ氏、脚本選んでくれ。
以上!
東野圭吾のガリレオシリーズの映画化です。
原作読んで映画観ました。
*story*
ある日、貝塚北警察署管轄内で男性の死体が発見される。顔は潰され、指も焼かれて指紋が消されていたものの、ほどなく身元は判明した。捜査には本庁も出動し、貝塚北署の刑事・内海(柴崎コウ)は先輩の草薙(北村一輝)と共に、被害者の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)へ聞き込みに向かう。しかし、容疑者と目された彼女には完璧なアリバイがあった。いきなり壁にぶつかった2人は、さっそく“ガリレオ”こと湯川学(福山雅治)に相談を持ちかける。そこで偶然にも、靖子のアパートの隣に住む冴えない男・石神哲哉(堤真一)が、湯川の学生時代の無二の親友だったことが判明する。現在は高校のしがない数学教師をしている石神だったが、彼は湯川が“僕の知る限り、本物の天才”と評するほどの頭脳の持ち主だった。やがて、湯川は石神がこの事件に深く関わっているのではと疑念を抱き始めるが…。
原作の方がおもしろいに決まってますよね、こういうの。
それ前提で観ました。なんせ原作読んじゃってるんだもん。
案の定、原作の勝ち。当たり前だけど。
*不満点*
・柴崎コウの存在意義。内海は原作には登場しない。
これです。このせいで全てがおかしい…
まず、シリーズ通してこの物語は、湯川と草薙という男コンビの話。
「容疑者~」でもそれは一緒であり、しかもこの物語は湯川と石神の話であるだけでなく、湯川と草薙の話でもあるのですが、内海の存在でその辺のくだりが消失。
まぁ元は月9ドラマですからね。
その時間帯に男同士の推理モノはきついよねーテレビ的に。
やっぱかわいい女の子と男前の画が必要なんでしょう。
内海の存在は多分それだけのためだと思います。はい。
*満足点*
・堤真一!!
これだけですな。いや本気で。
これは堤さんの映画です。福山さんより目だってたと思います私は。
数学オタクで暗い石神ですが、実は・・・
という事実が、彼の演技力のおかげで一層際立ち、
こちらの感動を増幅させます。いやー、ラストは泣けます!
もちろん、堤さんの演技力のおかげです。
という、なんとも堤賛美なレビューになりましたが…
原作読まずに観ることをオススメします。
でも今頃感想書きまーす。
*解説*
解説にも書いてある通り、多数の巨匠の短編を集めたオムニバスです。
映画に対する愛情というか、監督である前に一映画ファンであること、
映画に対する価値観とかが覗えました。
撮り方などにそれぞれの個性はあるものの、
その辺は皆ちょっと似たところがあるような気がしました。
私が特に好きだったのは、ビレ・アウグスト、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、アンドレイ・コンチャロフスキー、ケン・ローチ、ナンニ・モレッティ、ウォルター・サレス、エリア・スレイマン、ラース・フォン・トリアー、ヴィム・ヴェンダース…
いっぱいありますな。笑
特にイニャリトゥ(代表作『バベル』)は泣けた・・・
映像もストーリーも美しい!やっぱいい映画はどんな形で観ても聴いても名作ですな。ちなみに写真はそのイニャリトゥ作の『アナ』です。
やっぱ映画館に行って映画を観る、というのは特別なことです。
家でDVD観るのとは全然違います。
それがこの映画でよく分かると思います。
ただ…最近映画館でよく見かけるマナー違反な人々…
映画中にしゃべりまくるおっさんが登場する、『職業』を撮ったトリアーの気持ちがよく分かる。笑
どんだけこの映画を楽しみにしていたことか…
とかいって観れたの最近~♪
*story*
オシャレな渋谷系ミュージシャンを夢見て大分の田舎から上京してきた純情青年、根岸崇一(松山ケンイチ)。ところがふと気づくと、事務所の豪腕女社長(松雪泰子)によって悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ(DMC)”のギターボーカル“ヨハネ・クラウザーII世”としてデビューさせられていた。根岸は、オシャレとポップソングが好きな憧れの女性・相川さん(加藤ローサ)にバレないようひた隠すが、DMCのデビュー・シングル『SATSUGAI』は予想外の大ヒットとなり、根岸の思いとは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマへの道を突き進んでしまい…。
笑えたー。松ケンやっぱ最高ー。
原作のギャグレベルではなかったけど、笑えました。
原作は下ネタの嵐ですからねー。さすがにあれを映画では…
なんか最後の方キレイにまとまってて、
もっとめっちゃめちゃにしてほしかったけど、しょうがないですね。
でも松ケン的にはめっちゃめちゃだったから良いけど。笑
いや、ほんまにこれは松ケンが最高な映画ですよ。
ますます松ケン好きになったわ。
それでは最後に…
Go To DMCーーー!!
まぁ放置してる間旅行行ったりバイト行ったり映画観たり…
いろいろしていたわけですよ。(言い訳)
というわけで映画ネタ。
*story*
1969年。小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。1997年。大人となったケンヂ(唐沢寿明)はコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコ(黒木瞳)の赤ん坊カンナの面倒を見ていた。その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。
ご存知浦沢直樹原作の大人気漫画の映画化です。
私はマンガを読まずに第一章観に行きました。
いやーおもしろかった!
マンガを読んでいない私でも十分話が理解できました。
上映時間も少々長めですが、
「なになに!?この先どーなるの?」
っていう気持ちの方が勝って、私は飽きませんでした。
得体の知れない新興宗教に人々がハマって、
いずれは日本を支配する、という設定が何か怖かったです。
なんというか、ありそうじゃないですか。
誰かの考えをみんながいつの間にか世間一般の考えになって、
それがいつの間にやら普通になって、誰もそれに疑問を抱かない…
この映画の場合その“誰か”が「ともだち」なわけですが。
それに映画の演出も不気味で、私は未だに思い出してぞくっとします。
監督が「トリック」「ケイゾク」シリーズの堤幸彦ですからね。
あの人っぽい不気味さ、怖さがあると思います。
それから俳優も良かった!
特にオッチョ役の豊川悦司。かっこよかったなぁ。
ってか登場人物多すぎやないかーい。
しかし…ともだちの正体をどんぴしゃで当ててしまうという
痛恨のミスを犯してしまった私。
でも絶対マンガ読も。2,3章観に行こ。